噛みにくい食べ物や発音の困りごとを伝えましょう
開咬は、奥歯を普段どおりに噛んだときの前歯の関係を見て確認します。口を少し開けた写真だけでは判断できません。どの食べ物が噛み切りにくいか、話すときに困る音があるか、いつから同じ状態なのかを伝えてください。開咬でも症状には個人差があるため、見た目と生活上の困りごとの両方を確認します。
骨格や舌の動きなど、複数の要因を調べます
顎の骨格、歯の生え方、長く続く指しゃぶり、舌の使い方などが関わる場合があります。舌が前へ出る動きがあっても、それが原因なのか、前歯の隙間に合わせて生じているのかを慎重に判断します。鼻づまりがある場合は、歯科以外での診察が必要になることもあります。本人の努力不足と考えず、原因を調べることが大切です。
矯正装置と、舌や唇の練習では役割が違います
矯正では前歯や奥歯の位置を調整し、必要に応じて舌や唇の使い方に対する練習を組み合わせます。練習だけで歯の位置や骨格を必ず改善できるわけではありません。骨格の影響が大きい場合は、顎の手術を含めて検討することもあります。装置や補助的な処置の目的と、治療の限界を確認しましょう。
治療後も噛み合わせを確認し、保定を続けます
開咬は、治療後の噛み合わせを安定させることも重要です。保定装置を使い、歯の位置や舌の動き、習慣の変化を定期的に確認します。再び噛み切りにくくなったり発音で困ったりした場合は、早めに相談してください。歯根や歯ぐきへの負担、後戻りの可能性を理解し、長期的に通院できる計画を立てましょう。
日本歯科札幌での受診・通院について
日本歯科札幌では、マウスピース矯正についてご相談いただけます。気になっている歯並びや噛み合わせ、これまでに受けた矯正治療についてお知らせください。使用できる装置や治療方法は検査の結果によって異なります。
札幌への転勤、進学、出張などで生活が変わる予定がある場合は、相談の段階でお伝えください。治療中の受診と治療後の保定についても確認し、継続できる予定を立てることが大切です。
矯正の相談では、気になる歯並びと噛み合わせ、過去の矯正治療についてお知らせください。装置の適応、費用、期間、定期的な通院と保定について、検査結果を踏まえてご説明します。
よくあるご質問
舌の位置に気をつければ開咬は治りますか?
舌の使い方への対応が役立つ場合はありますが、歯や骨格を含めた診断が必要です。自己流の強いトレーニングではなく、必要な方法を歯科で確認してください。
参考情報

日本歯科グループ代表
早川 好昭