ISQはインプラントの安定性を数値で示す
専用の装置で共振周波数を測定し、インプラントの安定性をISQという数値で表します。一般に、高い値ほど安定性が高いことを示します。ただし、骨の状態、埋入位置、測定する方向などによって値は変わります。骨との結合を直接観察する検査ではなく、治療経過を判断するための情報の一つです。
一回の測定値より経過も含めて判断する
手術直後の固定状態と、治癒が進んだ後の安定性は異なります。そのため、時間を置いた測定結果を比較することがあります。他の人の数値やネット上の目安だけで、成功・失敗を判断しないようにしましょう。前回との違いや測定条件、担当医が結果をどう評価しているかを確認してください。
人工歯を入れる時期は総合的に決める
人工歯で噛み始める時期は、ISQだけで決まりません。痛みや炎症の有無、画像所見、手術時の固定状態、骨造成を行ったかどうかなども確認します。高い数値が出ても、すぐに硬い物を自由に噛めるとは限りません。予定を延ばす場合は、何を確認するために待つのか、次回の検査時期も説明してもらいましょう。
治癒を待つ間の食事と清掃方法を確認する
次の診察で測定だけを行うのか、型取りや人工歯の装着も予定しているのかを確認しておくと、通院の予定を立てやすくなります。待機中の食事、仮歯の使用、清掃してよい範囲についても指示を受けてください。安定しているか試そうとして、指や舌で揺らしたり、硬い物を噛んだりすることは避けましょう。
日本歯科札幌での受診・通院について
歯を失った部分の治療について、日本歯科札幌ではインプラントの相談を受け付けています。現在の入れ歯やブリッジの状態、歯を失った経緯、持病や服用中のお薬を確認し、治療方法を検討します。
札幌市外からの通院を予定している方は、手術の日だけでなく、事前の検査や治療後の診察にも通えるかを確認しましょう。適応、費用、リスク、通院の見通しは診察を踏まえてご説明します。
インプラントの相談では、歯を失った時期や現在の入れ歯・ブリッジの使用状況、服用中のお薬を確認します。手術が適しているか、ほかの治療方法があるかも含めて検討します。
よくあるご質問
ISQを測定しないと、安定性は判断できませんか?
安定性の評価方法は一つではありません。特定の機器の有無だけで判断せず、どの検査や所見をもとに治癒と装着時期を評価するのかを確認しましょう。
参考情報

日本歯科グループ代表
早川 好昭