骨が不足している場所と程度を確認する
骨の高さが足りない場合と、幅が狭い場合では、必要な対応が異なります。上顎の奥歯では上顎洞、下顎では神経との位置関係も重要です。CTなどの画像を見ながら、どこにどれだけ骨が必要なのかを説明してもらいましょう。「骨が薄い」と聞くだけで手術を決めず、現在の状態と、予定する人工歯の位置を確認してください。
使用する材料と手術の順序を聞く
骨造成には、骨補填材や膜を用いる方法、自分の骨を移植する方法などがあります。上顎の奥歯では、上顎洞に関連する処置が必要になる場合もあります。インプラント埋入と同時に行うか、先に骨造成を行って治癒を待つかは、骨の状態によって異なります。使用材料、骨を採取する場所、手術回数、治癒の確認方法を聞いておきましょう。
治療期間・費用と、追加手術のリスクを確認する
骨造成にも、痛み、腫れ、出血、感染などのリスクがあります。自分の骨を採取する場合は、採取した場所にも負担が生じます。予定した量の骨が得られず、追加の処置や計画変更が必要になることもあります。追加費用だけでなく、治療期間、通院回数、食事への影響についても説明を受けてください。
骨造成を行わない治療法とも比較する
骨の条件によっては、インプラントの設計変更や、ほかの治療法を検討できる場合があります。ただし、短いインプラントなどで必ず代用できるとは限りません。入れ歯やブリッジも含め、噛みやすさと手術の負担を比べましょう。通院が増える場合は、仕事や送迎の予定も踏まえ、継続できる計画かを確認することが大切です。
GBR・ソケットリフト・サイナスリフトの違い
GBRは、膜などを使って骨が再生しやすい環境を作る方法です。上顎の奥歯では、上顎洞の粘膜を持ち上げて骨を補うソケットリフトやサイナスリフトを検討することがあります。必要な骨の量や処置の方法によって、負担とリスクは異なります。上顎洞の粘膜の損傷や感染の可能性も含め、自分に行う処置の説明を受けましょう。
日本歯科札幌での受診・通院について
歯を失った部分の治療について、日本歯科札幌ではインプラントの相談を受け付けています。現在の入れ歯やブリッジの状態、歯を失った経緯、持病や服用中のお薬を確認し、治療方法を検討します。
札幌市外からの通院を予定している方は、手術の日だけでなく、事前の検査や治療後の診察にも通えるかを確認しましょう。適応、費用、リスク、通院の見通しは診察を踏まえてご説明します。
インプラントの相談では、歯を失った時期や現在の入れ歯・ブリッジの使用状況、服用中のお薬を確認します。手術が適しているか、ほかの治療方法があるかも含めて検討します。
よくあるご質問
骨造成をすれば、必ずインプラントを入れられますか?
必ず入れられるとは限りません。治癒後の骨を再評価し、追加処置や別の治療法が必要になる場合もあります。
参考情報

日本歯科グループ代表
早川 好昭