天然歯とインプラントでは力の受け止め方が異なる
天然歯の根の周囲には歯根膜がありますが、骨と結合したインプラントにはありません。そのため、強い力が一か所に集中しないよう、人工歯の形や噛み合わせを調整します。人工歯が硬くても、どのような物でも無理なく噛めるわけではありません。硬い物で強さを試さず、気になる当たり方や痛みを具体的に伝えてください。
歯の高さと、顎を動かしたときの接触を調べる
診察では、口を閉じたときだけでなく、食事中や顎を横に動かしたときの歯の接触も確認します。隣の歯の変化、人工歯の緩み、歯周組織の状態が関係することもあります。いつから、どちら側で、何を噛むと気になるかを整理して伝えましょう。高いと感じても、人工歯を自分で削ることは避けてください。
歯ぎしり・食いしばりも相談する
朝に顎が疲れる、被せ物が何度も欠ける、家族から歯ぎしりを指摘される場合は、診察時に伝えてください。必要に応じてナイトガードなどを検討しますが、装置を使えばトラブルがなくなるとは限りません。すでに装置を使用している方は持参し、歯科治療後も合っているか確認してもらいましょう。日中の食いしばりについても相談できます。
頭痛や顎の症状を噛み合わせだけで判断しない
治療後に頭痛や顎の違和感があっても、原因が必ずインプラントとは限りません。症状が始まった時期、持続時間、ほかの症状を伝え、必要に応じて医科で評価を受けます。突然の激しい頭痛など急な異常がある場合は、歯科の予約を待たず救急の相談が必要です。食事の制限や再開時期も、治癒と噛み合わせの状態に合わせて確認しましょう。
日本歯科札幌での受診・通院について
歯を失った部分の治療について、日本歯科札幌ではインプラントの相談を受け付けています。現在の入れ歯やブリッジの状態、歯を失った経緯、持病や服用中のお薬を確認し、治療方法を検討します。
札幌市外からの通院を予定している方は、手術の日だけでなく、事前の検査や治療後の診察にも通えるかを確認しましょう。適応、費用、リスク、通院の見通しは診察を踏まえてご説明します。
インプラントの相談では、歯を失った時期や現在の入れ歯・ブリッジの使用状況、服用中のお薬を確認します。手術が適しているか、ほかの治療方法があるかも含めて検討します。
よくあるご質問
新しい人工歯が高く感じても、自然に慣れますか?
感覚がなじむ場合もありますが、調整が必要なこともあります。強く当たる、痛い、噛みにくい場合は、早めに担当医へ相談してください。
参考情報

日本歯科グループ代表
早川 好昭