歯ぐきが下がる原因は一つではありません
骨や歯ぐきの薄さ、炎症、強く磨く習慣などが歯ぐきの状態に影響します。矯正で歯を動かす方向や量にも配慮が必要です。歯が長く見える、根元がしみるなどの変化があれば、診察で確認してもらいましょう。変化が大きい場合は、歯の移動計画や歯周病の管理方法を見直すことがあります。
歯の間の黒い隙間には、歯の形も関係します
重なっていた歯が並ぶと、歯の接点の下に三角形の隙間が見える場合があります。ブラックトライアングルと呼ばれ、歯ぐきや骨の高さ、歯の形、接する位置などが関係します。矯正で歯ぐきが減ったと一律に判断することはできません。清掃状態を保ちながら、歯の形の調整や修復が必要かを検討しますが、すべての隙間を閉じられるとは限りません。
歯根吸収は、必要な画像検査で確認します
矯正で歯を動かす過程では、根が短くなる歯根吸収が起こることがあります。程度には個人差があり、治療前の歯根の形や病歴を調べても完全には予測できません。必要な画像検査で経過を確認し、変化に応じて力のかけ方や治療の継続を判断します。過去に歯をぶつけたことや、根の治療を受けたことは開始前に伝えてください。
歯を守るため、治療目標を変更する場合があります
希望する歯並びに近づけることだけでなく、歯や周囲の組織への負担を抑えることも大切です。計画の変更を提案された場合は、その理由と、治療を続ける場合・止める場合の見通しを確認しましょう。写真や検査記録を見ながら説明を受けると理解しやすくなります。強いブラッシングや自己流のマッサージで歯ぐきを戻そうとしないでください。
日本歯科札幌での受診・通院について
日本歯科札幌では、マウスピース矯正についてご相談いただけます。気になっている歯並びや噛み合わせ、これまでに受けた矯正治療についてお知らせください。使用できる装置や治療方法は検査の結果によって異なります。
札幌への転勤、進学、出張などで生活が変わる予定がある場合は、相談の段階でお伝えください。治療中の受診と治療後の保定についても確認し、継続できる予定を立てることが大切です。
矯正の相談では、気になる歯並びと噛み合わせ、過去の矯正治療についてお知らせください。装置の適応、費用、期間、定期的な通院と保定について、検査結果を踏まえてご説明します。
よくあるご質問
マウスピース矯正なら、歯根吸収は起こりませんか?
マウスピースも歯を動かす治療のため、歯根や歯ぐきへのリスクがあります。透明な装置であることを理由に、これらの影響がなくなるわけではありません。
参考情報

日本歯科グループ代表
早川 好昭